福岡で弁護士をお探しの医療機関・クリニックの皆様へ
医療機関において生じる法的問題は、一般的な営利企業とは趣が異なります。
それは、医師や薬剤師など医療職に固有の義務や、患者や家族に対する強い配慮から生じることが多いためです。
たとえば、医療機関に特有の法的問題として次のようなものがあります。
クレーム対策
モンスターペイシェントという言葉が一般化して久しいですが、このような医療機関側に責任のないタイプのクレームだけでなく、医療機関側が説明責任や賠償責任を果たすべきクレームも存在します。
医療機関側に責任が存在するクレームに適切に対応し、問題が先鋭化することを防ぐべきなのは当然です。
同様に、モンスターペイシェントのようなクレームについても事なかれ主義で終わらせず、毅然と対応しなければ後々さらに厄介なクレームを生みかねません。
未払い治療費
昭和24年の厚生省通達では、「医師の応召義務がある以上、貧困、すなわち治療費の不払いを理由として診察を拒むことはできない」とされています。
そのため、未払いの治療費は多くの医療機関が悩まされる深刻な問題です。
未払い治療費を放置することは医療機関の経営を大きく圧迫しますので、適切な対処をすることが必要です。
個人情報の保護
医療機関では、大量かつ重要的な個人情報が取り扱われます。
成人の患者の父親からカルテ開示を求められた場合、どのような手続を踏めばよいのか。
明らかに薬物中毒の患者が医療機関に受診した場合、警察に通報することは守秘義務の観点から問題ないのか、
核心的な医療個人情報を扱う際、配慮しなければならない点は枚挙に暇がありません。
弁護士にご相談ください
現実的に生じた法的問題を放置することは、医療機関の評判・経営を悪化させることになりかねません。
そこで、そのような問題が生じる前に予防策を講じておく必要があります。
このため、法律のプロである弁護士が関与し、医療機関の皆様に法的なサポートをする価値があると私たちは考えています。
医療機関の皆様は、ぜひ一度弁護士にご相談ください。
みなさまのご不安を解決いたします。