2019年3月6日(水)、福岡県損害保険代理店協会南支部主催のセミナーに弊所の弁護士をお招きいただき、「保険代理店の賠償問題と労務問題ー旧委託型募集人の特殊性から考える労務対策ー」をテーマにお話をさせていただきました。
委託型募集人制度が廃止されて数年が経過しましたが、現在も保険代理店においては歩合部分が事業所得であるなどのいびつな賃金形態が取られていることが多いです。
保険外交員搾取被害弁護団による労働審判等の問題になっている委託募集人の経費負担の問題なども踏まえ、保険代理店がとるべき労務対策について話をさせていただきました。
保険代理店の労務問題は、委託型募集人制度の廃止に伴って個人事業主を雇用契約化したことにより運用が十分にできていないことや、保険業法に基づく保険募集人の教育・指導・管理との関係、労務時間の把握の困難さなどから業界的に特殊かつ複雑になっています。
当事務所では、保険代理店の労務問題についても注力しております。
また、弁護士による講演・研修サポートを行っていますので、ご興味のある企業の方はお気軽にお問い合わせください。