ご相談企業様について
業種
コンサルティング業
規模(従業員数)
11~50名
ご相談に至った経緯
ご相談企業様は、クライアントの一社である調剤薬局と労働者派遣の契約を結んでいますが、派遣法改正に伴い、現在の契約内容では基準を満たすのが難しいと判断し、調剤薬局との契約を派遣契約から業務委託契約への変更を検討されていました。
ご相談企業様は労働局などにもご相談をされましたが、明確な返答が得られませんでした。
当事務所のウェブサイトで調剤薬局に関する業務委託に関する記事をご覧いただき、ご相談にお越しいただきました。
ご相談内容
- 「調剤薬局との契約を派遣契約から業務委託契約への変更について」
- 「契約書の更新について」
- 「セカンド顧問について」
弁護士からのアドバイス
派遣契約と業務委託契約では、労働者に対する指揮命令権(勤務条件や仕事内容についての具体的な指示)を有する者が誰かという点が異なります。
ご相談企業様が希望するような、現在の状況を維持しながら派遣契約を続けることは、派遣法の潜脱に当たる可能性が高く、難しいと思われます。
クライアントと協議し、クライアントの合意を得ることができる内容で現状の契約を見直すことを検討してはいかがでしょうか。
既に顧問弁護士がいる場合であっても、セカンド顧問として弊所とご契約いただいている企業様も多くございます。